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鹿児島 体験型研修|”できる中堅”が気づけない日常の檻

鹿児島 体験型研修|”できる中堅”が気づけない日常の檻

鹿児島の体験型研修は、「できる中堅」が自分でも気づけなくなっている”日常の檻”を可視化し、次の一手を取り戻すための場です。座学で聞いて納得したことが現場で消える本当の理由は、スキル不足ではなく「今の自分で回ってしまっている状態」そのものにあります。【2026年10月時点】

この記事でわかること

  • “できる中堅”の成長が止まる「広がったコンフォートゾーン」の正体
  • なぜ座学ではなく、環境を変える体験型が必要なのか
  • 鹿児島・屋久島でSOUが提供している研修設計の中身(料金・導入の流れを含む)

元教員の僕が、「このまま30年続けるのか」と立ち止まった日

屋久島の森の中で沈黙し、自分の内側に目を向ける参加者(鹿児島 体験型研修|非日常の森で違和感を言葉にする時間)

元教員です。

教員3年目で主任に昇進したとき、周りから「おめでとうございます」と祝ってもらいました。認められた感じがして、たしかに嬉しかった。

でも同時に、見えてしまったんです。

主任、教頭、校長と続いていく自分の未来のキャリア。レールのように決められた道筋が。

全然、楽しそうじゃない。

職場の管理職の背中を見ながら、ずっと一人で考え込んでいました。

「このまま、あと30年これが続くのか」
「本当にこのままでいいのか」

でも、家族がいる。路頭に迷わすわけにいかない。お金のことを考えると不安だし、だから決断できずに、ずっともやもやしていました。

本音が言えるのは、お酒の席だけ。

友達に「またそれ言ってるじゃん」「何年それ繰り返すの?」と言われても、月曜になれば蓋をして、また職場に戻っていました。

同じ思考を3年、5年と繰り返して、同じ場所にずっと居続けた。

今思えば、僕こそ「できる中堅」として、気づかないうちに自分の檻の中に閉じ込められていた一人でした。

“できている”ほど、檻に気づけないのはなぜか

少しだけ心理学の話をします。

人のパフォーマンスは、刺激がゼロのときも最大のときも落ちます。適度な緊張(最適刺激)があるときに最もよくなる、という有名な研究が1908年に発表されています(出典:Yerkes, R. M., & Dodson, J. D. (1908). “The relation of strength of stimulus to rapidity of habit-formation.” Journal of Comparative Neurology and Psychology, 18, 459-482.)。

ざっくり言うと、「ある程度の負荷がかかる状況」が成長の栄養になる、ということです。

逆に、何年も同じ仕事を同じメンバーと同じ手順で回していると、脳は「安全」と判断して省エネモードに入ります。

これが、いわゆる「コンフォートゾーンの中にいる」状態です。

厄介なのは、本人には「順調に回っている」としか見えないこと。

数字は読める。会議も回せる。部下からも頼られる。業務の勘所も分かっている。自分が檻の中にいることなんて、まったく自覚しません。

ハーバード・ビジネス・スクールのChris Argyris教授は、1991年のHBR論文で、優秀で成功している人ほど「失敗から学んだ経験が少ない」ために、新しい学びを無意識に拒むディフェンシブ・ルーティンに陥りやすい、と指摘しています(出典:Argyris, C. (1991). “Teaching Smart People How to Learn.” Harvard Business Review, May-June 1991.)。

「できる中堅」ほど、檻の存在に気づけない。

これは中小企業の現場でも、ほぼ同じ構造で起きています。

広がったコンフォートゾーンの、本当の落とし穴

あるコーチング受講生から、こんな報告がありました。

「YouTubeの投稿、88本まで来ました。目標は100本です。もうすぐ達成します」

彼は数ヶ月前、「人前で話すなんてムリ」と言っていた人です。それが今、継続投稿が当たり前になっている。

「達成度合いを10段階で表すと、どのくらいですか?」と聞いてみると、「7〜8くらいですかね」。

「100本やり切ったら、10になりそうですか?」「…なると思います」

そこで僕が伝えたのは、たった一言でした。

「それ、コンフォートゾーンが広がったってことなんですよ」

彼にとって、YouTube100本投稿は、昔は完全に「現状の外」の行動でした。今は習慣になって、当たり前の中に入っている。

これは、素晴らしいことです。それは紛れもなく成長の証です。

でも、コンフォートゾーンが広がったまま、そこで止まってしまうなら、意味がない。

中堅社員にも、まったく同じことが起きています。

入社3年目にはできなかった仕事が、7年目には当たり前になった。10年目にはチーム全体の動きが見える。本人はそれを「安定」と呼ぶ。

周囲は「頼れる中堅」と呼ぶ。

でも、本人の中では「このままでいいのか」というモヤモヤが時々、顔を出す。

言葉にできないから、お酒の席や週末のサウナで一瞬だけ思い出して、月曜にはまた蓋をする。

これは、昔の僕が8年間ずっとやっていたことです。

座学ではなく、環境を変える必要がある理由

屋久島の森の中で円になって対話する研修風景(コンフォートゾーンの外側に出た対話の場)

同じ会議室で、同じメンバーで、同じ資料をめくりながら「来期の目標」を立てても、答えは今の延長線にしか出てきません。

脳は、同じ環境では同じ思考回路を再生するからです。

僕自身がやっと動けたのは、職場の中で考え続けたからではありませんでした。

同僚が「コーチングスクールを受けている」と話してくれたとき、「中身も見えないし高額だし」と最初は躊躇しました。それでも、ある瞬間に「もうここで変わらなきゃ、一生変わらない」と腹をくくって、学びの場に飛び込みました。

そのスクールの中で、ある場面でこう言われたんです。

「いつまで決断を先延ばししてるの?決断が先だよ」

その瞬間、冷房をきかせていたのに、脇汗が止まらなかった。身体が反応していました。

環境を変え、普段言わないことを言う場に身を置いたからこそ、檻の形が初めて見えた。

これが、座学と体験型研修の決定的な差です。

椅子に座って資料を読む時間ではなく、「普段の自分と違う自分で居る時間」をつくれるかどうか。

SOUが鹿児島・屋久島で用意している研修

焚き火を囲んで本音を話し合う夜(会議室では出てこない言葉を出す装置)

株式会社創(SOU)の体験型研修は、鹿児島・屋久島を主な舞台にしています。

屋久島は、電波が届かない山域があり、森に入ると数時間はスマホも通知も遮断されます。この物理的な非日常が、「できる中堅」の省エネモードを強制的に切る装置になります。

実際のプログラムは、2泊3日・最小催行3名・最大6名の少人数制。1名あたり18万円(税抜・6名実施時)を基本としており、事前カウンセリング60分と、研修後1か月の振り返りが含まれます。詳細は公式サイトの料金ページをご覧ください(出典:https://www.sou-yakushima.com/program/price/)。

3日間の設計は、おおまかに次のような流れです。

  • 1日目:森で歩きながら、自分がいま何に時間と注意を使っているかを棚卸しする。「できていること」ではなく「違和感」を言葉にする時間。
  • 2日目:焚き火を囲んで、普段は会議室で絶対に出てこない「本当は何がやりたいか」を話す。お酒の席でしか言えなかった種類の言葉を、しらふのまま出す体験。
  • 3日目:帰任後の90日間で「現状の外」に一歩出すための、具体的な行動を1つ決める。「やらない」宣言のほうを決めることも多い。

よくある質問

Q. “できる中堅”の自覚がない社員に、研修の必要性をどう納得してもらえばいいですか?
A. 「成長の課題」として提示すると拒絶が起きやすいので、「次の3年の役割を描く場」として参加設計するのがおすすめです。本人の中にも「このままでいいのか」というモヤモヤはあることがほとんどで、それを言葉にする機会がないだけ、というケースが多いです。

Q. 座学との組み合わせはできますか?
A. できます。座学で理論を頭に入れた直後に体験型で身体に落とすほうが定着率は上がる、というのが現場での実感です。

Q. 遠方からの参加は負担が大きくありませんか?
A. 2泊3日の非日常こそが装置なので、距離はむしろ資産になります。鹿児島空港・屋久島空港どちらからのアクセスも可能で、往路と復路に「切り替えの時間」が生まれます。

Q. 1人ずつの参加もできますか?
A. 最小催行3名のため、個人の申込は複数社の相乗りで実施する場合があります。少人数制は崩さないのが原則です。

Q. 鹿児島県内の自社オフィスでの出張実施はできますか?
A. 一部プログラムは可能ですが、”非日常による環境介入”が設計の核のため、屋久島での実施を推奨しています。

あなたの”次の現状の外”は、もう決まっていますか?

中堅社員に限らず、経営者ご本人も同じです。

もし、ここ数ヶ月で「できるようになったこと」があるなら、それはコンフォートゾーンが広がった証拠です。素晴らしい。

では、次の「現状の外」は、もう決まっていますか?

答えがすぐに出てこないなら、たぶん今、檻の形が本人には見えていません。

それを見るための時間として、鹿児島・屋久島の体験型研修があります。

一歩外に出てみると、何年もぐるぐる同じ場所で考えていた問いの答えが、思いのほか早く見つかることがあります。

著者情報

渡邉匠(ちげ)/株式会社創(SOU)代表。元・通信制高校教員(屋久島、約10年)。2025年に独立し、屋久島を拠点にコーチング・体験型研修・AI活用支援を提供。カナダACMG(カナダ山岳ガイド協会)資格保有。「焚き火コーチング/焚き火の前で、人は本当の声を取り戻す」をコンセプトに、企業研修・経営者リトリートを運営。公式サイト:https://www.sou-yakushima.com/

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